やり直しは必ず訪れる。
楽しいやり直しは夜の舞台、クリスマスパーティは始まる。
一つの事件を終えた彼は、これからも生きる為に道を進む。
これはハヤテが歩んだもう一つの『IF』の物語。
迎えた結末。
運命は撒き戻された。
再び運命のレールに上るか、それとも外れたままの螺子で行き続けるか――
少年の選ぶ道はどちらか?
これはハヤテが歩んだもう一つの『IF』の物語。
今助けるシナリオが残されているのであれば今がその時。
外れた運命を元に戻し、少年は助けに向かう。
それがたとえ、正規の人物ではなくとも、この世界においてそれが少年の事実――
これはハヤテが歩んだもう一つの『IF』の物語。
その運命を再びもとの路線に戻す。
誰かの為に戦う人間は自分の為に戦うことが出来ない。
だと云うのであれば、誰かの為に戦う人間を守る為に他人が戦い、互いに支えあう。
これはハヤテが歩んだもう一つの『IF』の物語。
それは既に他人事。だが、運命が一回だけ元に戻ると云うのであれば、それは今。
少年は出会う。運命の公園でその人間と出会う。
そして……行動するのか、しないのかは、少年次第である。
これはハヤテが歩んだもう一つの『IF』の物語。