果てた、結城七夜です。
明日がテスト……中間の再テストなんだぜ……
いや、先週はテストだってことを忘れていたからだ! うん! 今回はちゃんと勉強したから大丈夫!
これを機に、毎日少しずつ予習復習の大切さを学んだ結城七夜であった……勉強も大切です、はい。
友人にいい加減に映画行こうぜ、と迫られているんですけど、さすがに行くジャンルがジャンルなだけに、久しぶりに友人も慎重です。
お前、女に生まれればよかったじゃないか……といいたいけど、女の子は男よりも大変なんだぞっ! とオレはそもそも言いたい。
行くとしたら、一二月と、決定。
一二月の中盤あたりまではやっているだろう? と踏んで、一二月の中盤に行く事にしました。
その頃には多分、視線も無いと思うから――と、踏んでいるみたいですけどね。どうだか……そもそも一人で行くと云う選択欄は無いのか。
「おまっ! 男一人で行く葛藤がわからんのか!?」
「だったらとっとと彼女でも作れ! そうすりゃ不思議に思われないだろ!?」
「出来るかボケぇ!」
男二人でさぁ、……行ったらもっと視線が危ないと思うぞ。
アイツはもう、おもちゃの国で一生居れば良いと思う……うん。
今日のピクチャードラマ(あれ、やっぱり続くの?)
その白衣の内側より出て来たのは魔物の群れ。どれも、この世界に存在している死徒などと云うものに匹敵する感覚である。――だが死徒と違うのは、彼女の使役する魔物は、まるで機械の様な物で改造を施されているのである。
まさに“キマイラ”とはこの事なのであろう。
史徒は拳を握り直した。惨殺眼「ボルグ」にも限界が存在している。これ程の数の魔物を倒せるかどうか……それが問題である。その中心に立つエニシダは、まさに、それを使役するマスターと呼ぶのに相応しいのであろう。
彼女の本気――それは、元の世界に存在している魔物を改造した“発明品”を使う、史上最悪のモノなのである。
――魔物の一体は、まるで獣か……岩で出来たその体と、口より排出される液体は凄まじい。生きる溶解炉に見える。確か、あれは以前史徒が出合った、名称「マーキュリー」に酷似している。
片や、別の方角からは、ミミズと目の退化したトカゲの様な顔をしたモノが首の部分で合成されている。
「……どぅどぅ……さぁさぁ始まりだ。第一幕の、ね――」
愉快に嗤って、エニシダは宣言した。
(プレザンス王国 エニシダ・ロフォカ異世界目録<原作:エニシダ・ロフォカ 著:不明> 第三章「惨殺鬼・後編」より抜粋)
なんかもぉ、本当にあれですね、妄想の塊と言いますか。
白衣の内側から、ハロウィンの時にネムちーを襲ったうねうねさんが改造されて出て来ました――テヘ☆
さぁさぁ、これから我らがエニシダ様が史徒君をどう料理するのか……そして襲われる史徒君はどう逃げるのか――っ!
てな訳です。
……エニシダ様の18禁――誰と絡ませて良いですか?
それと、オディール様とセレン様の胸は素晴らしいと思います。
映画は上も言った通り、一二月に行く事になりました。
その時には多分……視線も無いと思いました。へタレでごめんなさい……
それでは、また。
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