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絶望への共鳴 // ERROR

深層心理へのアクセス。結城七夜の日々。徒然日記。 裏; http:// lylyrosen. xxxxxxxx. jp/ frame/ water. html

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大国の威信


それは、人の業、欲望……。
結城七夜です。


あれですね、今日、レンタルビデオショップ、「TSU・TA・YA」に行って来たんですけど……
DVDを借りてきたんです。はい、本当はね、プリキュアオールスターズDXの最初を借りようと思ったんですけど、場所がわからず、店員さんに訊く訳にも行かずに借りてこれませんでした。――来週行く時は絶対に借りる…………

代わりと言ってはなんですけど、マクロスFとエヴァンゲリオンのDVD借りてさっきまで見てました。

――――なんと言うか、うん、ねぇ……エヴァの劇場版を見た後は、生きているのが辛くなると云うか、凄すぎて何もする気が起きませんね。
本当は更新すらやる気が起きなかった訳ですけど、それでもピクチャードラマはやっておきたいと云う自分の理性が頑張ってくれたので、こうして更新できる次第なんですよ。

結局今日はマジで感想更新できませんでしたなぁ。まぁ仕方ないんですけど、兎に角言いたいのは、ドラゴンボールはもう見ていて爽快感があるほど悟空がフリーザをメッタメタにしていた事です。いいぞ、もっとやれ。
ハートキャッチはやっぱり見て居るとイライラするほどの仲良しっぷり………ッ! いいぞ、もっとやれ。変身中に額をくっつけるなイチャイチャするな香水付け合うな手を絡めるな……ッ!


今日のニュース。

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/local/area_promotion/?1268553930

………えー………、




てな訳で、何時も通りのピクチャードラマ、始まるよー。
ハヤテのごとく!とかボカロ小説もいい加減に続きを書こう……

――あ、そういや今日、ホワイトデーでしたね……




 CAPU 0 ; Aの序章 / 二人で一つの戦士


 巨大な化け物を前にして、七夜は同じた様子も無く、只その得物を眺めているだけである。懐に手を入れているが、そこに武器でもあるのだろうか……? あって欲しいと、切に、キリコは思っているのであった。今まさに「ピンチ」と云う言葉はこの時の為に存在しているのであろう。
 この様な仕事を始めてから、述べた様に早数週間経つキリコであるが、しかし、慣れないモノは慣れない。戦いを間近で見る事もこれが初めてでは無いのであるが、どうにも落ち着かない。それは自分に戦う術が無いと云う事も関係しているのであるが、矢張りそれ以上に恐怖と云うモノが勝っている。
 歯軋りをして、少女は走り出して、物陰に隠れると、渡されている結界を張る道具を使って、地面に魔術円を描いて行く。……そして、一言、「conect」と呟けば、その場は気配を消す、人避けの結界となる。この結界は、戦いを目撃されない様にとの処置もあるが、逃げる為の代物でもある。
 そもそも戦闘を行なえないのである、この場所に来る必要もないと云うのが一般の考えなのである。が、しかし、此処にキリコが居る事には意味が存在しているのである。
「な、七夜っ!」
「わーってる!
 さぁて、仕事だ仕事!」



 ――駆け出した。丸腰で、何を考える事も無く駆け出した。
 それを眺めていた目標の猫――らしき存在――は、一言、猫の鳴き声をした後、腕を大きく振り上げて、勢いを付けて下げた。
 ……振(ぶん)、と、風を切る様な音がその場に響いた後、少年の体が浮いた。跳躍をして、一歩、先に出る。後ろでは猫の腕が落ちてコンクリートが轟音を立てる。砕けてはいないが、罅は生えている様である。もう一度、あの拳を同じ場所に食らえば、コンクリートの地面は破壊されるであろう。ビスケットを砕いたかの様に四散する事になる。
 その中を、走り抜ける。
 無論、恐怖はある。あれを受ければ生きて帰って来る保障は無い。全身を骨折して帰って来るかも知れない。全身打撲で死体で帰って来るかも知れない。運良く生き残ったとしても、一生歩けない、そんな無様な姿を晒してまで生き残るかも知れない。――そんな恐怖は存在している。
 だとしても、それを実際に体験して死んで行った人間が居る。未来ある人間が、それによって帰らぬ人間になった。一分でも、一秒でも長く生き様とした人間の芽を摘み取って来たのは――
「このオレだ……!」
 そう、これは贖罪なのかも知れない。許される筈の無い罪を犯した、若干十代の少年少女の、子供ながらに考える贖罪なのかも知れない。
 大きく振られた二撃目の腕を、体を屈める事によって避け切った。そのまま屈んだ勢いそのままに、まるでバネの様に体を跳ねて目の前へと駆け抜ける。懐を取った。
 手の平を目の前に差し出し、魔術円を展開する。――これが彼が“仕う”、異能能力。
 ――この世界には、一般の人間が知らない裏の顔が存在している。
 世界を構成している自然不可思議要素を操り、此の世の現象をこの場に具現化する術師が存在していると云う事を、多くの人間は知らないであろう。そしてそれを魔術と呼び、それを操る人間達の事を、「魔術仕い(ユーザー)」と呼ぶ事を……――
 展開された式を証明し、世界へのアクセスを始める。検索結果、そして現象具現。目の前に具現化するべき、彼が操る魔術は一つ。
「――――Reports! My name is N.Y. My body is not Purity, and not Dirty. Dirty is Purity. Purity is Dirty. Therefor―――」
 詠唱は意味が通らなくとも問題ない。その一つずつの言葉は、その術者の人間に馴染む言葉だからである。そもそも、世界に対して人間の言葉など、通じる筈もないのである。霊長が人間であるのなら、その上を行く大霊長こそ、世界なのである。その更に上を、宇宙の意志と呼ぶ。
 手の平で展開されたのは、氷結の魔術。人間よりも下位に存在している氷結――それは、人一人氷漬けにするのがやっとの力である。……だが、その能力は、魔力で幾らでも倍増し出来る。足りない分は精神で上乗せする。
 乾いた音が響いて、猫が氷漬けになる。無論、一部のみ。流石の巨体である、これらを全て氷結させるには魔力が足りなかった。
「――ち」
 残留した魔力を脚の強化にあて、後ろに跳躍する。片手を着いて、その場に着地すると、破裂した氷の向こう側から、再び腕が振り下ろされた。
「きゃあ!」
 振り返ると、飛び散った氷が目に入ったのか、目を擦りながら地面に座るキリコの姿が見えた。
 マズ、と呟く。正直、七夜自身にも氷が入っており、霞んでいるのであるが……、それをそのままにして、霞んだ視界の中、一気に駆け抜ける。
 ………間一髪。跳び込んでキリコの肩を掴んで倒して難を逃れる。二人そのまま一回転して、体制を立て直すと、目の前では再び振り上げられた腕が存在していた。
「――お前は結界を維持しろ!」
「う、うん!」
 咄嗟に取り出したナイフで応戦するが、小さなナイフで何が出来ると云う訳もなく……そのまま吹き飛ばされる。真横から、脇腹に巨大な猫の腕が入り込み、めり込み、嫌な音を立てて吹っ飛んだ七夜の体は、そのまま宙を二、三回回転しながら飛んだ後に、地面に滑り込む様に落ちた。
 咄嗟に受身を取った為に、大事には至らなかったが、腕が一本、折れたらしい……動かない。
 そんな此方側の事情など構い無しに、猫の追撃は続く。腕を庇ったまま、一歩、二歩と、徐々に下がって行く。次第に逃げ場を失い、当然の如く、背中を壁に着ける事になるのである。
 舌打ちをする。何時もであれば、スマートに決着をつけるのであるが……どうにも、分が悪い。相手が巨体と云う事と、そして人間では無い何かと云う点に敗因があったと、言い訳を付けてみる事にしたのである。
 コートのポケットから――――鍵を一つ取り出す。

「キリコ! 羽須美さん呼べ!」


          《断絶》

 暇を持て余していた林檎の元に、携帯電話から連絡があった。どうやら出番らしい……
 ソファーに体を寝かせて、携帯電話を耳に当てながら、鍵を取り出す。
「もしー?」
『あ! 林檎さん!? 中々にピンチですので……お願いします!』
「はーい!」
 手を上げて、電話を切ると、今度は七夜の携帯電話に電話を掛ける。
「行けるー?」
『何とか! な!』
「今日の台詞如何するー?」
『そうだな……!
 変身、で良いんじゃねーん?』
「OKー……じゃ――」

          《接続》

「変身!」
 ポーズを決めて――無論、お遊びである――携帯電話の横に存在しているキー挿入口に鍵を挿入すると……事務所で、林檎の体が倒れて、意識が飛んだ。
 ――一方の七夜の体にも変化があった。雷撃の様な何かが走って、その格好、そして容姿までにも、変化があった。



『変身完了』
 女性へと変貌を遂げた七夜は――その口から、結城七夜と羽須美林檎――両方の声が交じり合った言葉を放った。
「オレ」「私」『達は、二人で一人の仮面ラ●ダーだ……!』
 今日の変身決め台詞である。尚、毎回変えるのが二人の趣向である。
『さぁ、お前の罪と』「ガーターベルトと」「西ブキの数を」『数えろ!』
 これも、オマージュである。
「ちょ! 七夜さーん、林檎さーん! そんな台詞良いから速くやっちゃってくださいよ!」
『何言ってんのよ、重要よ! 決め台詞は! 戦●シリーズもとい、プリキ●アもとい、仮面ラ●ダーもとい! 様々な催しで使われているのよ! 決め台詞! ク●リンの事かーっ! とか……』
 そんな事をしている内に、後ろからの猫の腕が落ちた。
『それと――』

 その腕を………片手で受け止める。

『この姿の時は、結城林檎と呼びなさい!
 ――さて、猫ちゃん。最初に言っておく、私はかーなーりー………手強い!』




フュージョン、はー! 的なノリです。
どっちかと云うと、この前自分とハスミさんの間で派生した結城林檎とハスミ七夜を出したいから無理矢理描写化したので、色々とツッコミどころ満載ですけど、生暖かく見守ってやってください。


ハスミさん、キリコさんに全力で土下座をします。全力で!!



それでは、また。



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