誰か空虚な輪郭を、結城七夜です。
……世間は、明日から三連休ですか……
え? 自分ですか? 自分は十連休ですが何か?
……いっそもう夏休みでいいんじゃないだろうか? でも最後の週にテストが二つもあるので帰郷できないのですよ。早く家に帰って、快適な空間で小説を打ちたいんですけどね……
因みに自分は小説のペースが乗ると、本当に書くのが早いです。
なのでハスミさん、心配無用。絶対八月には終わらせて見せますよ。
てか毎日一〇ページペースが最近続くので、このままだと二十日後には完成しますね。つまり八月の序盤で完成する恐れがあります。
まぁ実家に帰ったらイラストの勉強とか、このサイトの他の人間と再会して、色々と企画するんですけどね。
結城七夜以外の人の作品が見れるぞ……ニュータイプの修羅場が見れるぞ……!
今日でテストも八割終了!
あと二教科で終了な上に、テストが終わったその日の内に実家に帰るので、小説は書けなくても、日記ぐらいは更新できますよ。
……さて、今日はハスミさんのサイトでやっていたテストの話題を、台詞風にやってみたいと思います。
『* A L I C E *』編。
リン:「テストの成績はどうでしたか? ヒナさん」
ヒナ:「そうねー、何時も通りかしら」
由香:「うわ、見事に九〇点オーバーばっかり……私なんて七九点が最高得点なのに……」
リン:「ふぇ? 由香そんなに成績悪かったっけ?」
由香:「……ねぇ喧嘩売ってるの? ねぇ?」
リン:「うにゃあああああああ!」
ヒナ:「ちょっと、リンには非は無いはずよ」
由香:「む……リンはどうだったのよ」
リン:「えーと……はい」
ヒナ:「まぁ、リン。今回は頑張ったわね」
リン:「はい。ヒナさんが勉強教えてくれたので……」
由香:「――(……皆八〇点オーバー……記憶失う前はあんなに馬鹿だったのに……)」
ヒナ:「もう、頼めばもっと別のことも教えてあげますのに……」
由香:「はいはいー、ご苦労様でしたー。さ、リン、いこ」
カレン:「楽しそうですね」
望:「……(無言で肯く)」
リン:「あ、こんにちわ。テストどうでした?」
カレン:「こんなものです」
望:「……(誇らしげにプリントを出す)」
由香:「……ちょっと、点数悪いの私だけじゃん! カレンはアベレージ九〇だし、望に関してはヒナさんクラスじゃない!」
カレン:「でも由香さんは点数良い方だと思いますよ」
ヒナ:「そうね……」
望:「もっと酷い人……居る(指を指す)」
耀子:「……だぁぁぁぁああああああ! テスト滅べぇぇぇぇぇぇええええええ!」
由香:「なるほど。……ちょっと山上、アンタ何点よ」
耀子:「……滅びて欲しい点数よ(プリントを渡す)」
ヒナ:「……これは……」
リン:「少し……」
カレン:「拙いですね……」
望:「寧ろ終了」
耀子:「悪かったわね! エルダーには補修受けなさいって言われたし……」
ヒナ:「落第よりは大丈夫だと思いますよ。ね、リン」
リン:「そうですよ。……そうだ、ヒナさん、わたし達で勉強を教えてあげましょうよ」
由香:「えー、面倒臭い」
リン:「そんな事言わないで……ね?」
ヒナ:「まぁリンがそう言うなら」
耀子:「……癪だけど、流石に拙いからなりふり構っていられないと言うか……」
カレン:「まぁ……ならランスロットさんにも手伝ってもらいましょう」
耀子:「え! あたしアイツ嫌いなんですけど!」
カレン:「なりふり構って居られない……ですよね?」
耀子:「……はい」
リン:「それじゃあ、行きましょう!」
ランスロット:「……君達は私の唯一の楽しみを潰す気かね?」
ヒナ:「何を言っているのです。一日中釣りして、体を鍛えて、チェスして、麻雀しに行く貴方に拒否権はありませんわ!」
林檎:「……だそうですよ、ランスロットさん、ルリさん、マリア。麻雀は今日はもうお開きにしましょう」
ルリ(ガヴェイン):「もう少しで勝てたのに……」
マリア:「こと強運では、私の方が上ですわ(牌を見せる)」
ランスロット:「や……役満だと……?」
ルリ:「でもたかが大三元ですよね」
林檎:「それでも役満には変わりありませんわ」
リン:「……因みに、林檎さんはテストはどうだったんですか?」
林檎:「……そうですわね、今夜一晩私と一緒に過ごしてくれたら教えます」
リン:「はぅ!」
林檎:「冗談ですよ。まぁまぁの得点でした」
由香:「……ヒナさんと同一レベル。流石姉妹」
ルリ:「テストですかー、高校時代を思い出しますねー。私、一番真中でした」
マリア:「あらそうなんですか? でも大学出ていますわよね?」
ルリ:「ええ、まぁ……あ、そろそろ凪を迎えに行く時間ですので、では」
ランスロット:「うむ。次来る時は聖も連れて来い。ヤツはマリアと同等の運を持っているからな」
耀子:「ヒナさんの家は何時から雀荘になったんですか?」
ヒナ:「……言わないで頂戴。ランスロットが勝手に作っただけですわ」
リン:「ランスロットさん、麻雀好きですよね。わたしルール解らないんで……」
由香:「いや、解らなくてもいいから」
ヒナ&林檎:「……(脱衣麻雀……)! リン、ルールを教えますわ!」
リン:「にゃう!」
カレン:「あのー、勉強の件は?」
耀子:「……ランスロット、なんとかならねぇのか。あと出来ればあたしはアンタに教わりたくない」
ランスロット:「知らぬ。その様なこと。マスターに言え、マスターに(地獄に落ちろ、マスター)」
ヒナ:「ランスロット? 今凄く失礼なことを考えませんでしたか? 裏切り者の分際で」
ランスロット:「……先月の事は口にするな」
カレン:「兎に角、勉強しましょうか」
凪:「テスト?」
ルリ:「はい。凪はどれくらいの成績なのかと……」
凪:「うーん……微妙」
ルリ:「(……あ。余り良くないんだなぁ~)」
椿:「あら奇遇ですね」
凪:「椿さん!」
椿:「どうも。……それより、何かの帰りですか?」
凪:「はい。精密検査の帰りです」
椿:「ああ、成る程」
ルリ:「そういえば、椿さんはまだ学生ですよね? テストの点数はどれくらいなんですか?」
椿:「そうですね……大体七〇点から八〇点ぐらいでしょうか」
ルリ:「はぁ……頭良いんですね」
椿:「いえいえ……ヒナさんほどでは……」
ルリ:「まぁ、あれは別格と云う事で」
凪:「ガヴェインー、お腹空いたぁ」
ルリ:「それじゃ、近くの喫茶店に入りますか……。あ、椿さんも一緒にどうですか?」
椿:「はい」
明日香:「……私の出番は……?」
カヲリ:「私が居るじゃない」
明日香:「まぁだけど……で? 貴女のテストの点数はどうだったわけ?」
カヲリ:「……情熱のピンク」
明日香:「真赤と云うわけね」
カヲリ:「いえ、まぁ、そうでは無いですけどね、人並みにはとってるわ……」
完
この作品のキャラクターは基本的に頭がいいです。
比較すると。
ヒナ=ランスロット>林檎=マリア=望>リン>カレン=椿>由香>カヲリ>ルリ>明日香>|越えられない壁|>凪>耀子
こんな感じ。
因みにルリが中間。
明日は『五月二三日の夜』編。
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