土日は休んで平日に更新する事が定着しちゃいました。
結綺七夜です。
本当は写真がここに掲載される予定でしたが……撮り忘れた!
いや本当に! 実は遊戯王のデュエリストパック、クロウ編を買ったのでその写真でも掲載しようと思ったんですけど、写真を撮る前にデッキの中に組み込んだりしてしまったのでまたばらすのが面倒で撮っておりませんがな!
まぁボックスで買った訳ですよ。BFはガチで有名ですから、今使っているドラグニティとのシナジーもありますから買ったんですよ。
しかしあの展開力は異常だなぁ、と今は思っておりますがな。
今日は文化祭の片づけらしく、学校は休みでした。
午前中はいつも通り掃除をして、そして昼前に病院に行って……インフルエンザの予防接種の予約をしてきました。
数日かかるかなぁ、と思っていたんですけど、その日の内に受けられるとの事で、十五時頃にもう一度病院に行って、予防接種を受けてまいりました。
―――しかし、予防接種って……ワクチンの中に麻酔って入っているんですかね?
いや何かいつもより異常に眠気が襲ってきているんで……ええ、もしかして麻酔でも入っているのかな、と思っただけです。
よくよく考えて見ればもう一年も終わるんですなぁ。早いものですがな。
……つーわけで、今日はハスミさんへの小説が最後にありますー。
今日のNEWS
ソニーが「PSP go」を1万円の大幅値下げ、10月26日から新価格で販売へ -GIGAZINE
うん……まぁ、ようやくって云う話ですよね。
正直、UMDシステムを撤廃している時点で売れない事は解っていましたから、普通はこれくらいですよね。液晶とかは良いですし、PS3のtorneで録画した地デジとかの映像を見るには最高のツールだと思いますし、これから購入する人が増えるんじゃないんですかね。この値段でしたら、自分も少し欲しくなって来る……。
「ファンにお金を出させたくない」、宇多田ヒカルがベストアルバム「Utada the best」について言及 -GIGAZINE
今回のアルバムは久しぶりに買おうかなぁ、と思っていたんですけど……ははぁ。
実は宇多田ヒカルさんのtwitterは自分フォローしていたので、このツイート実はリアルタイムでみて「えっ」って思ってしまった事なんですけどね。まさかここまで波紋を呼ぶとは思いませんでした。
うぅん……海外で活動している彼女ですからねぇ……色々とあるんでしょうね。思い通りに行かない事とか。
NTTドコモが裸眼3D対応スマートフォンを発売予定、携帯電話のラインナップを大幅増へ -GIGAZINE
実は自分個人的にそろそろ携帯電話を機種変しようとたくらんでいるワケなんですけど……。いやね、もう四年間使っているワケでありましてそろそろ新しい、特にスマートフォン欲しいなぁと思っていたんですよ(友人はiPhoneを持っていまして、形態が似ているので「被るだろうが!」と少し不評)。
丁度今年の冬から2011年商戦にこれをぶつけて来るらしいので丁度良いです。―――これにしようかなぁ。裸眼3Dとか……もう本当に任天堂どうするんだろう。
2TBのHDDがコンスタントに8000円を割り込む価格で販売中 -GIGAZINE
だんだん―――てか物凄い勢いで安くなっておりませんか!? これはもはや異常の領域だと思うんですよ。PCにTBクラスがもう搭載されているのも当たり前になるんだな……
初開催の「東京国際アニメ祭 2010秋」、出展全ブースの様子を一覧紹介 -GIGAZINE
これは自分も行きたい。けど行けない(時間的、資金的な問題)
凄いよなぁ、これは。プリキュアの映画とか、今季のアニメのブーストかも色々とあるらしくて海外の目もあるとか何とかニュースで言ってましたよ。本当に日本はもっとこう云うアニメ文化を前に出しても恥ずかしくないと思うんだけどなぁ。
今日もやられやく 『機動戦士ガンダム00』GNビット系とGNファング系の性能比較画像
こ、こんなものが存在していたのか……。すごいなぁ。
そういや、何か00Iだったかなんかでそんな説明があったような無かったような気がしない事もない←どっちだ!
今日もやられやく 『機動戦士ガンダム EXTREME VS』解禁参戦機体第2弾にシナンジュキタ――(゜∀゜)――!! 他
クアンタの次はシナンジュかぁ。しかし、自分はまだEXTREME VSを出来ていないのだ……。いやだってゲームセンター混むの解ってるもの! 只でさえ最近はリルぷりっがしたいのに……!
コンシューマーを待つしかないのか!?
「PSP2」はスティック2本、2011の秋にリリース!!・・・・・の噂:オレ的ゲーム速報@刃
あくまで噂ですけどね! それでも期待は高まるばかりですよ!
PSPは随分と成功しているし、PSP2も成功するんじゃないのかな? 個人的には、FF10をPSP2で出来たらいいなぁ、と思っている次第ですがな。
Xbox360で大人気だった『カオスヘッドらぶchu☆chu!』がPSPに移植決定!!:オレ的ゲーム速報@刃
きたぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああqwせdfrtgyふじこlp;@:!!!!!!!
さて、じゃあ以下、ハスミさんのキャラクターであるエニシダ様の母親の妄想小説ですがな。毎週恒例の。
―――述べたように、ゲーベル学院の周囲を取り囲む『プレザンスの森』には魔物が多数存在している無放地帯だ。国でさえも、今の状況では全ての管理は行き届いておらず、旧民族である『魔族』が奥地に存在しているとだけは聞く……
現在、プランサスロンス家と呼ばれる魔物を狩る事を生業としている一家がこの辺り一帯を統治している。当然それを利用して、国はプランサスロンスに少ないながらも生きる資金と、武器の資金を提供しているらしい。
だとしても、彼らがこの森全て一帯の治安を守れる訳ではない。魔物も無限ではないにしろ、いつ、どこに隠れているか解らない無法地帯なのだ。自分の身は自分で守る―――最低限の術を持たねばならない。
聞けば、プランサスロンス一家の討伐者は五名のみだと言う。果ての見えぬプレザンスの森を守る治安部隊がたった五名とは、鼻で笑わざるを得ない。どうせ守るのであれば、百―――いや、千規模の軍隊が欲しいところだ。
果たして、国が森を統治する為の部隊を展開するのはいつになるやら。先は見えない。何せ魔術主義と科学主義で割れている本国。人間同士の話し合いも完全には済んでいないのだから周りの事情などいちいち気にしてはいられないのは事実だ。
以上、プレザンスの森の政治事情―――
……森に一歩踏み入れると―――元々ゲーベル学院は踏み入れているが―――風の雰囲気が変わる。違った存在が入って来たのを敏感に感じ取っているのだろう。魔物の、爪を磨ぐ音が風に乗って聴こえて来るようだ。
喉を鳴らしてシュタインは森の奥地へと足を進める。その手前を、テレシアが進んで行く。途中で小枝を一本踏んで乾いた音が響く度に神経を尖らせる。
ここは死地。命を狙う代物が多数存在するまさに異空間と言っても過言ではない。どちらにしろ、人は住まず、人ならざるモノが住まう彼らのテリトリー―――弱肉強食の世界なのだ。
一瞬も気を緩むのは許されない。腰に掛けた剣の柄にゆっくりと手を掛け、警戒しながら先を急ぐシュタイン。一方のテレシアは飄々とした態度で、口笛を吹きながら軽快な足取りだ。
緊張感が全く足りないとは、言っても無駄な話。彼女に緊張など余程の事がない限りは存在しない。今まで緊張していた場面を見る方が希であり、今までその姿を見た者は当然居ない。―――本人いわくは、実験をしている時は常に緊張状態らしいが、実験中の姿を第三者から見た感想は「奇怪」の一言に限る。
唇の端を釣り上げ、不敵に笑いながら妙な色をした液体を取り扱い、動物の脳を扱う姿は、どう贔屓目に見ても緊張とは言えない。寧ろ愉しんでいる風貌だ。
―――緊張感が零のテレシアの驚く顔が見てみたいものだ、とシュタインが一瞬気を緩めた時に、それは起こった。
鈍い音、乾いた音、全てが同時に起こり、咄嗟に二人は体を屈めてそれを躱す。
乾いた音は森の奥地よりここに出て来る時の音。鈍い音はそれの鳴き声。
現れた、魔物だ。この森に多数存在する種類の一つ。腐った体、低く鈍い声、そして何より視線を買うのはその体中を覆っている呪詛の魔術痕―――
間違い無い、『グール』だ。
半分死骸の彼らは痛みを持たない。死骸の類は動物、魔物、果てには人間までそれぞれであるが―――今回はどうやら人間の類らしい。大方、この森で魔物に襲われて殺され、後に呪詛にでも掛かってグールにまで発展してしまった人間なのだろう。
遠慮は要らない。相手は死んでしまった人間だ。腐っている為に脳を取り出せないのは少々納得行かないが、ここで殺されるよりは幾分かましだ。
「相手は生きていた人間なのに……」
剣を取り出すシュタインの言葉に対して、鼻で笑う。
「ははん、どーせロクな人生送ってないさ。悪霊化してんだからさ。
―――やらないと、やられるのはこっちだっての」
「解ってる……っ!」
グールは決して無視して良い存在ではない。寧ろ、人間をグールに至らしめるのは強力な怨念の呪詛。下手をすれば呪詛がこちら側に取り憑く事もあり得る。そうなれば最後、永遠の苦しみの中でもがき、そして最後は同じグールになってしまう。
この森とはそうした繰り返しで魔物溢れる場所へと変貌したのだ。
……乾いた音が響く。次の動作はもうこちら側は解っているのだ。脳の腐った連中に、たいした思考能力も戦術も存在していない。あるのは、恐らく戦い、強い怨みなどの直感的な理性に従ったモノのみ。
■■■
轟、と鈍い音が響いて一気にシュタインの体が浮いた。
単直が動きしか出来ないと思ったのだが……なるほど、テレシアは腕を一回動かして一帯に結界を瞬時に展開する。規模は把握出来るだけで一キロ以上の距離だ。―――通常ならあり得ない話だが、彼女になら可能だ。両眼異色の強力な魔力と、天才の魔術、科学で培った証明―――容易い話だ。
今シュタインが飛んだのは恐らく何か魔術に近い代物をグールが使用したと考える。希に、人間グールの中にも魔術を使用するモノが居る。それは、人間だった頃、魔術を使う人物であり、魔力を生成、精霊に対する契約を持っていた故。
今展開した結界は、そんな魔術の結合を抑える代物である。近年、魔術が多く展開される為に、これほど効く結界は存在していない。当然、テレシア自身のオリジナルの証明であり、科学兵器を使用しているのも事実だ―――何せ、この森には頻繁に出入りしているのだ、その辺に魔力結合を規制する発明品を設置してある。結界の展開に合わせて起動する仕組みだ。
そしてもう一つの機能は、相手の刻印を調べる役目。結界内の相手の魔力結合を抑えれば、相手は確実により多くの魔力を使用してそれを解除しようとする。そんな時を狙って、結界はその場所を探し当てる。つまり、精霊との契約の証の部分にこそ一番魔力が放出される傾向があるのだから、そこを知れば容易い。
―――解った。胸の部分に精霊の刻印を見つけた。……シルフィの魔術刻印だ。風の精霊の加護を受けており、飛び道具に対するダイヤランクA以下の攻撃は全て遮断される…………厄介だ。対空魔術と物理系統の攻撃の組み合わせはほぼ遮断。
当然、それも、ダイヤランクA以下ならの話。そして、純粋なる物理攻撃であれば、確実に突破口は存在する。
風の魔術は守り、攻め、対空と様々な事に応用が利く万能な系統だが、それ故に全てに特化している訳ではない。バランスの取れた系統と言うべきだろう。強過ぎる一撃には脆い。―――当然、それを補う鍛錬を積むのが風使いの役目。
先ほどシュタインが飛ばされたのは油断していた事実もあり、使用していた魔術は恐らくエア・プレッシャー。ダイヤクラスAの風魔術と想定。
……以上、完全に相手の属性、ランクは把握した。対抗策も出来ている。ここまでに使用した時間は―――一分も掛かっていない。
次の刹那に、テレシアの反撃が始まる。
「―――Set」
詠唱の始めはいつもその一言に限る。
「―――Rain wets my body. Your crows damages my chest」
二節の魔術を展開する。魔方陣がこの場に再び描かれ、七つの光球が姿を現し、楕円の形へと変貌する。瞬間の内に変貌した理由は、高速で光球が放たれたからだ。
「―――Re, set―――」
再び七つ、飛んだ。
合計十四個の光球はグールに対して全く手加減無く、一瞬の内に三発を除いて直撃。加速度的に変貌し、魔力を放出したそれは、物理攻撃ではなく、魔術攻撃。実態を持たぬ一撃……故に―――
「直撃すれば、確実に風の魔術を展開する……ッ!」
轟―――、と大きな音を立てて、そこに風の魔術が確かに顕現した。
大きな風の渦が森の中をかき乱し、木々は叫び声をあげながら揺れる。他の魔物が現れても不思議ではないが、問題無い。この場で一気に周囲の存在ごと破壊し尽くす。
風の魔術の顕現は狙って発動をさせた代物。何せ風の魔術を展開していると云う事は、相手は完全に魔力を体中に巡らせて、臨戦態勢に入っている。つまりどんな一撃でも、風を展開して破壊するようになるのだ……それが喩え、どんなに小さくて些細な攻撃でも、自分を阻む者を排除する為に全力を出す。……そうでなければ、わざわざ十四個の光球を、魔力を多く用いて展開などはしない。
次に扱う代物が全くの別物なのだ。これを食らえば相手は死ぬ。当然、自らも死の危機に陥る事にもなるだろうが…………守りは大丈夫だ。問題無い。
白衣を翻して、懐に存在する瓶を取り出すと―――上空に投げる。空高く、それこそ、相手の放った風の魔術が展開されている為に、魔術の強力な風に乗り空高く跳びあがる。
刹那、口を押さえながら一気に相手に背中を向けて逃げる。大丈夫だ、中身にはそこまでの量は入っていない。恐らく、戦闘を行っているこの広場に巨大な大穴が出来るだろうが、その程度だ。引火すれば木々が燃えるが……
一気に逃げて、それこそ丁度瓶しか見えないほど後ろに行った辺りで一回振り向いて、詠唱―――展開。
「―――So, 」
それは―――
「Shot―――」
火属性の詠唱であったのだから。
―――個体を持たない光も、炎も、魔力の力、精霊の力によって強制的に定着を余技されなくなる。感覚的には、無理矢理凝縮させられたそれぞれの質量が一つの球のようになって奔るのだ。当然、それが破裂した時の勢いは凄まじく、魔術を扱う人間の主な攻撃手段となっている。
しかし、多くの魔術師は対応する術を持っている可能性もあり、初歩の初歩として、魔術弾を学び後に応用して行く。……が、テレシアはそうは思わなかった。天才故に、初歩の中に全てが凝縮されていると思っているのだ。
今発射された火の魔術は初歩の初歩。魔術を初めて習う子供が最初に出来る魔術の一種だ。魔術弾などと云う代物よりももっと下―――属性を含んだ魔力を飛ばしただけ。殺傷能力は一つも無い。
が―――純粋な魔力の塊は強い。子供が最初魔術をコントロール出来ないのは、強過ぎる精霊の力をコントロール出来ないからだ。最初に学ぶ魔力を発射させる術も、当然のようにコントロール出来ない。大人となり魔術を熟知した人間でも、単純な魔力の掃射に属性を付加するこれを、コントロール出来ない人間が多数。
初歩だが、それを極めた者は少なく、難しい。純粋な火の属性を添付された魔力の塊は、軌道を変更する事無く、真直ぐに落ちて来る瓶へと着弾する。
着弾する刹那、シュタインはようやく体制を立て直し、その目の前で着弾しようとしている瓶の中身を悟る……
「まさか……ニトロ―――」
化合物。
多くのそれらが、衝撃や、火気によって爆発を起こす代物―――つまり―――
爆発音を響かせて、グールごと破裂し……一帯に巨大な穴が開いた。
to be continued......next week
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