そこに残った、若さ取り出し。
結城七夜です。
……明日テストです……
休みを利用して、英語と情報のテスト勉強をしています。
てなワケで、今日は縮小版なんですよ。
本当に今は動けない。
それでも、ピクチャードラマはする。
性転換の薬を飲んだ嘗ての少年は、鏡の目の前に写った自らを眺めて、信じられないと言った顔をした。まさに、体中の細部に至るまで完全に女体化していたのである。――そうなれば、誰でも驚くと云うのが通常である。
「、こ、これが……ボクぅ……? ――って、なんですか、この喋り方っ! え、エニシダ様ぁ!?(C.V.中川亜紀子)」
「にゃははははー。服はホーリーに選んでもらったよん」
「そ、それは良いんですけど……。あの、どうしてこんな喋り方に……(C.V.中川亜紀子)」
慌てた様子を眺めながら、嘲笑する。
「この性転換薬はねー、男の人が飲むと、男率――つまり男っぽくあればあるほど、逆に女の子の、特にホーリーのツボにはまるように設計されているんだよん」
「えー……む、無駄にお胸が大きいんですけど……(C.V.中川亜紀子)」
少し動くだけで、その胸は大きく揺れる。
「ささ、これからいくよーん……えーと……名前は……」
「ど、何処に行くんですか……?(C.V.中川亜紀子)」
そうして辿り着いた場所は広大な敷地を誇っている学院、「聖マリア女学院」である。名前の通り、少女しかいけない場所である。
あろうことか、エニシダは切草を此処に入学させたのである。……作戦の概要を知っていても、色々と考えるところのある人選である、と考えていた。
「それでは、自己紹介をお願いします」
「え、えーと……て、転校生の、赤城――じゃなくて……えーと、えーと……吹山キリコですっ! き、気軽に……ボクの事は、ぶっきーと呼んでください……(C.V.中川亜紀子)」
名前は考えてい無かった為に、その場で即席で名前を作る様にといわれていた。仕方なく、適当に、着ける事になったのであるが……切草――いや、キリコ自身、全くネーミングセンスが無いと思っていた。因みに、気軽に呼ぶためのあだ名は、エニシダから渡された紙に書いてあった。
その一方、後ろの扉の隙間からは当の本人であるエニシダが微笑しながらそれを眺めていた。
……そうして、作戦は静かに開始された。
(プレザンス王国 エニシダ・ロフォカ異世界目録<原作:エニシダ・ロフォカ 著:不明> 第六章「百合」抜粋)
殴りたきゃ、なぐればいーじゃん!
やべ、これから女体化が出てくるかもしれない……
それでは、また。
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