優しい瞳をした誰かに、逢いたい。
結城七夜です。
とりあえず、箱で買ったけど、サンバーストNEXは入っていなかった……え、もう終わっていたとか……? キャンペーンカード終了していたのか!?
まぁでも結構カードが手に入ったので、よしとします。
兎に角、某様がサイトを変更しているんですけど、いい加減に自分もそろそろ一月分のTOP絵と、他にも1月1日の絵――他にも、blogでやっているキャラクタージェムストーンのページを作る作業に入らないといけませんねぇ……
あとこのblogも少し横のカテゴリーを整理したいと云う気持ちがあります。はい。
気付いたけど、もうあさってには今年が終わるんですね……
てな訳で、ピクチャードラマ。
重い――キリコは女性になった自らの体の第一印象はそれである。無駄に胸の部分に脂肪が溜まっている為に、凄まじく重いのである。男の時は、この様な苦しみは、少なくとも、なかった。そして同時に、自らの姉のスタイルを思い出す。
あの状態で良く、上手く動けたものである。妙な部分で感心せざるを得ない。
男とは、時として女の気持ちを解るものである。大方は、女の気持ちを男が知る事は先ず、出来ないであろう。明らかに、男の方が単純で、遥かに解りやすいであろう。しかし、女性とは、時に判らなくなる複雑な心境を抱えて居るモノである。
そんな重い体を引き摺りながらも、寮の一階に設置されている合同の浴場に、閉まるか閉まらないかと云う瀬戸際の時間帯に、静かに服を脱いで、中に入る。
……途中、その女性にしか無い裸の部分を、赤面しながら眺めるものの、しかし、今は浴場にて体を洗うことを先決に来たのである。余計な事は考えない事にした。
――体を洗い、漸く浴槽に浸かる事が出来る。キリコはふぅ、と一言溜息に似た言葉を放った後、浴槽に体を浸ける。
この、本当に最後の最後に浴場に来たのも、他の女性が居ない事を配慮してでの事である。中に居れば、確実に問題になる。――エニシダに関しては、笑ってその様な事を言っていたが……
そうして考える事五分ほど、浴槽に使っていたのであるが……ふと、物音が後ろ側から響いた。
「――なんだ?」
頭を掻いて、後ろを振り向くと――
「わっ――」
「んー?」
そこには、タオルも持たずに、何一つ身に纏わぬ姿を取っていた、二ノ宮リンと、エニシダ・ロフォカが立っていたのであった。
(プレザンス王国 エニシダ・ロフォカ異世界目録<原作:エニシダ・ロフォカ 著:不明> 第六章「百合」より抜粋)
切草の死亡フラグが全開です。
因みに、前回に言い忘れましたけど、キリコの髪の毛は、通常時は後ろで縛っているので、解くと長いです。はい。
それでは、また。
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