どうもだ、可動七夜だ。デュエリスト諸君、元気にしていたか?
さて、今回のカードゲーム理論(Card-Game RIRON 略してCGR)は、今日発表されたバトルスピリッツの禁止カード追加の知らせだ。
遂に、強力カード、『大天使ミカファール』が禁止になった。
……正直、オレ、可動七夜にはキツイ。黄色使いのオレはこの日を恐れていたのかもしれない。何時か、この強すぎるミカファールが禁止になって、黄色自体の強さが落ちるのではないのか、と。
今回の理論の一つとしては、バトルスピリッツの黄色カードの、決定的カード不足についての話だ。
禁止になったミカファールは、黄色の最強カードと言っても過言では無いだろう。特に、第三弾の『大天使ヴァリエル』とのループコンボは強力で、自分も多用した戦法でもある。
だがその一方で、“強すぎる”が故に、黄色使いは敬遠されてきた。……まぁデザインもあるけどね、凄いよね、黄色のデザイン。『ペンタン』とかいやに和む。
これで黄色自体のバランスを整えたと、開発部は思っているのであろうが、ちょっと待ってほしい。
……一つだけ言おう。黄色はこれから何で勝とうと云うのか?
確かに、マジックを支援する黄色カードは、黄色以外の様々な色のマジックを利用して突破していく戦法を取るのが通常である。黄色の固有効果である「光芒」は確かに強力な能力だが、実際、アタックする前にマジックを使う事の方が頻度が高い。――バトル中に、マジックを使う事は少ない。
黄色デッキの要であろうカード、それは、『マインドコントロール』や『セブンスクリムゾン』などの、コアコントロール性の高いカードだ。
確かに、『フレイムダンス』や、『フレイムサイクロン』もアリだが……まぁ、これは確かに「光芒」には持って来いだ。
話を戻して、コアコントロールが無ければ、何故黄色は勝てないのか……
先ずBPの話。
BPは、緑と青が最強だ。この二つの色は、パワーで押しても良い。特に青には、「粉砕」などのデッキ破壊がある。
次に特殊能力の話。
特殊能力で有能なのは、紫であろう。誘発効果、召喚効果共に、優れ過ぎているほどだ。ドローを根本としている紫である、確実に、必要なメタカードを手札に持って来ることが出来る為に、様々な状況に対応できる。
赤に関しても、最近ではアタック時の誘発効果などで、相手スピリッツを破壊する事に置いて、最近本当に進化してくれた。
――だからこそ、尚思う。何故、黄色に変革の風が中々吹かないのか。
勿論、ミカファールを禁止解除しろ、と言っているわけでは無いのであるが、どうあっても、今まで黄色=ミカファールによるマジック無制限使用⇒勝利、と云う方程式があり過ぎたために、他の手段に何があるのか……
今の所、有力なのは、天霊を使用した天霊デッキである。天霊はそれなりのBPを持っており、殆どが光芒を持っているために、それなりの戦略が望める。
しかし、それでも決定的にかける。
赤の魔龍帝や、カタストロフドラゴン――凄まじい力を持っている。
緑のハーキュリー……ブロックしても、ライフを減らされてしまう。
白のマンモールや、トール……マンモールに関しては全てのスピリットにほぼ全色の「装甲」、トールでも、上手くやればブロックされずに決着をつける事が出来る。
紫のデスペラード……コア一つずつ取り除く……つまり殆どのスピリットはコアを一つしか乗せていない状態=殲滅、強い(てかデスペラードも禁止までは行かなくても、制限にした方が良いんじゃないか?)。
青のタイタス、キャッスルゴレム――え? 超つよくね? デッキ、なくなっちゃうよ……。
黄色……ヴァリエル、リーン……出てきても、その場効果や、前者の五色に比べて地味。
そう、黄色には、Xレアを出せば勝てる! と云う状況があまり無い。
ペンタンや、アルケーで確かにマジックの軽減は出来るが、ペンタンに関しては、場に三体黄色のスピリット、ネクサスが無ければならない……ピンチの時に何も出来ない。しかも黄色のスピリットは赤のマジックで直ぐに消滅させられる。
何をすれば良い? バトルスピリッツの開発部は、これから、黄色に関する新たなメタカードと戦術を提供してもらいたいものだ。
以上が可動七夜の意見です。
ふざんけんな! と思う方や、こんなのがあるのでは? と云う方は、メッセージを送ってくださると、ありがたいです。
いやー、それにしても、どうすっかなー、オレの黄色デッキ……光芒デッキかなぁ。
この記事にトラックバックする