
ジャストなぅ。
結城七夜です。
ようやくサイトの改装に成功しました! 伴いblogのデザインも変更したかったんですけど、まぁそれはもう少ししたら。
まだサイトの中も穴だらけで、全部は完成している訳じゃないんですけど、取りあえずここまでが先週の限界でした。今週の休みの内に残りのコンテンツも更新出来ると良いなぁ、―――と気楽に考えていますがな。
まぁ流石に先週までの状況よりは遥かにマシなんですけどね。
―――しかしどうしてこうもblog更新が止まっていたのかと云うと、確かにサイトの改変もありましたけど、一番の理由は、行方が不明だったとある友人が帰ってきまして……。久しぶりに遊んだり、どうして姿を消していたのかの理由を聴いたり、ゲームセンターに夜遅くまで居たりして、結果としてblog更新の時間が無かったと云うのが理由ですな。
……しかしゲームセンターはオレにリルぷりっをさせないつもりか!! 4thコーデになっても一度も出来ていないのが最近です。お陰で無駄にミクとか、QMAとか、今まで逆に出来なかったゲームが出来てそっちの方でお金が消えている気がしますがな。それと最近一週間に一度は外食してる。―――結構充実してんじゃねーか、と自分で自分にそう呟く日々が続いておりますがな。
で、今週に入っての更新停滞は、モンスターハンターに今さらながらにはまった結果、モンハンばっかやってて時間を忘れていた事にあります。はい。すみません。
―――上のヤツはエヴァンゲリオンANIMA ヴィジュアルブックですがな。今までずっと欲しかったんですけど、売り切れの店ばっかで、ようやく友人のバイト先の本屋で見つけて購入。
内容としては、素晴らしい。メカニック、キャラクターの新ビジュアル、物語―――全てが、別物と思っていてもエヴァンゲリオンなんですよ。エヴァじゃないと思いつつも、やっぱりエヴァンゲリオンだなぁ、と思ってしまう矛盾不思議。買って本当に良かったですよ。
ANIMAではアスカがやっぱり良いキャラと良いデザインしてますよ。
今日は遅れた。
ハスミさんへの小説もあります。
今日のNEWS
「PSPケータイ」の新情報が判明、ゲームはすべてダウンロード販売でAR(拡張現実)に対応か -GIGAZINE
PSP携帯の新情報判明!!コードネーム「アポロ」:オレ的ゲーム速報@刃
ふむ……PSP goでUMDシステムを撤廃し失敗したのにまたDLですか……。いや携帯電話にUMD入るとかどんだけ凄いのか理解出来なくなりますけど、まぁ大方予想どおりですな。欲しいと言えば欲しいですけど、やっぱりどこの会社が発売するかなんですよね。docomoだと間違いなく買うんですけどね。
どんなソフトが出て来るのか、そして発売日はいつなのか、続報にまだまだ期待。
まぁ、評判はあまり良くないですけどね(汗
週刊少年ジャンプ連載の「ONE PIECE(ワンピース)」、累計発行部数が2億部突破へ -GIGAZINE
もうすげぇとしか言いようがありませんよ。
つーわけで以下はハスミさんに捧げるエニシダ様の母親のお話。
「さて、と……」
服についた多少の土埃を払って、中心部へと向かう。
見事に、グールは黒焦げであり、元々腐って溶けていた肌がさらに焼け焦げて、溶けている。かなり至近距離でアレを食らったらしい。生きている人間でさえもこうなってしまうだろう。
さて、辺り一帯を見渡し、魔物を探す。今の激音で多くの魔物がこちら側の存在に気づいたであろう。グールの襲撃は予想外だったが、小規模な爆発は起こすつもりであった。丁度良い。
「死んだか、アレは」
共に来ていた彼を一応探しておく。……いや、恐らく生きている。爆発物を使う事は偶にある事で、彼も解っているだろう。咄嗟に対抗策を取ったとすれば……
この辺りだろうと、当りをつけた場所に先の一つの光球を展開して地面に直撃させると土が舞う。問題無い、少ない魔力を使って具現化させた魔術だ、殺傷能力は殆ど無い。
案の定、土に埋もれてシュタインの腕と顔が姿を現した。球体に抉れている地面を見るに、どうやら風の魔術で土に空洞を開けてバリケードとしたらしい。自身も魔術で守りつつ、地面のバリケードを張った為に、助かったのだろう。爆破地を見るに、通常の人間であったら爆発に巻き込まれている。運良く巻き込まれなくとも、爆風で吹っ飛ばされたはずだ。
良く生きていた……寧ろ、一瞬で良くそのような発想が出来たものだ。
「思うのは勝手だけど、助けてよ!」
無視して先を急ぐ。構っている暇は無い。早く先に進んで実験用の魔物でも、動物でも、数匹を見つけなければならない。白衣の裏側に入っている一つのプレートを取り出すと、組み立てる事で一つの箱が姿を現す。
中は精霊の力によって保護されており、喩え死骸を入れたとしても、新鮮なままを保つ。当然、死骸など入れずに、生きているままを入れるのであるが、しかし、やむを得ず死骸を入れるのは良くある。尚、箱に入らぬほど巨大な魔物の場合は、リリースだ。巨大な箱を今は持ち合わせていない。
歩を進めて、森の茂みへと入って行く……
時刻は「拾捌の刻」を迎えようとしている。ふと、グレイが窓の外を眺めると、暗闇に包まれようとする前の段階―――すなわち、赤い空が広がっている。
もうこんな時間か、と陽時計を眺めつつ、手を止める。ここまで弐の刻ほど作業を続けて来た為に腰や手は疲れており、いつの間にか目の前に置かれていたコーヒーは冷めていた。
「そーいやァ」
机の上で退屈そうに耳掃除をするエリセが気づいたかのように口を開く。
「彼女たち、帰ッて来ないねェ」
……暮れようとする外の向こう側、風で揺れる森の木々を眺めながら呑気な口調。
ちなみに、四大学院の内三つの学院は寮制度を取っているが、ゲーベル学院は半寮制度と云う妙な制度を取っている。つまり、自宅から学院に通う意思がある人間は寮に入らなくとも問題無い、意思が無い人間は寮に入るとの制度だ。当然、門限も、学院から出て行く完全下校時間が決まっている。
ローゼン学院は「拾捌の刻」には完全下校。寮のテラスは「弐拾の刻」に閉まるが……基本、門限関係なく自由に寮内部は動く事が出来る。―――下手な時間に目立つ行動をすれば当然叱責はあるが……
リリィナはそれに反して全てに規律が決まっており、学院は「拾柒の刻」には完全下校。寮の門は「拾捌の刻」には閉まり、食事の時間も決まっている。就寝時間は「弐拾弐の刻」だ。
カメリアはほぼ自主的に全てをこなす事になる。完全下校が「弐拾の刻」までとは決まっているもののあとは殆ど自主的だ。その点はローゼンと似ているところがある。
……さて当のゲーベル学院は、夜のゼミも存在している為に基本完全下校時間は存在しておらず、完全下校〝推奨〟時間が存在しているのみだ。ただ、図書室や視聴覚施設は「拾玖の刻」に閉鎖される。ゼミは一日中開口されており、ゼミで一夜を過ごす人間も少なくない。
以上の点からあまり心配する要素はないのである―――特に、テレシアの家は森を別方角に抜けた高い丘の上に存在している―――らしい。噂程度だ―――のだから。実際、テレシアの家を見ようとして本当にたどり着いた人間は少ない。
ふゥん、と顎をさすりながら、エリセは重い腰をあげた。
「……そろそろ、迎えに行ッてあげますかァ」
掛けて置いた白衣を着て、掛けている眼鏡を別の眼鏡に変えると、白衣のポケットに手を入れながらゼミを出る。……その姿を、グレイは欠伸をしながら眺めていた。
嫌な風が外にて吹いており、着用している白衣の裾が揺れる。何かが、この森にある。今までも何度かあったが気にならなかった。だが最近になって無駄に力が増大しているこの感覚は良く知っている。
それは、両眼異色の彼女の持つ魔力の色ではない。一帯に展開されている彼女の結界はたいした力を持っている訳ではない為にディスペル可能。……問題は、この先に存在しているモノだろう。
歩を進める事数分で、何かを爆発させた痕跡のある場所へとたどり着く。粉末状になっているそれに触れて見ると、指先に鎮痛、そして出血。硝子が砕けて粉末状になっているのだ、と瞬時に理解した。この爆発は恐らくニトロを使った爆発なのだろうと直感的に感じる。そういえば彼女が持っていたな、と思い出す。
一方、所々に落ちている肉塊を発見し、調査するとグールの肉だと理解する。
…………しかし妙だ。これがグールの肉なら、もう少し、腐敗臭がするものなのだが…………それより焦げた臭いすらしないのはどう云う事か。眉間に皺を寄せて、一帯に存在する残留魔力を調査する。
科学の力は偉大だ、魔力を簡単に調査する術を与えてくれているのだから。小さなリトマス紙を空気に充分触れさせると、特殊な溶液に漬ける。すると濃い紫色へと変貌する。
強い魔力。彼女のモノではないと再確認。彼女の魔力は本当に微弱であり、二回目のリトマス紙調査で出て来た綺麗な青色の彼女の魔力―――しかし薄い。
ではこの濃い紫の魔力は誰のモノか…………
何かがこの森に居て、その何かがグールに何かしらの細工を施した―――と考えるのが結論だ。面倒な事態にならねば良いと思って頭を掻く。彼女の魔力を追う事は簡単だが、一体追いつくのがいつになるか解らない。
なら……原因の方をつきとめるとしよう。
エリセは紫色の魔力を持つ人物の残留魔力を調べ、先へと歩を進めて行く―――
to be continued......next week
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