心を開いて素直にれっつごー。
結城七夜です。
……ボカロ小説を書いているのか、オリジナル小説を書いているのか……
いやまぁ、ボカロ小説を打つ時はいつも思う事です。
元々ボーカロイドとは、性格設定があまりなされていない代物ですので、性格は執筆者によって、描写によって変わってきます。仕方がないっちゃあ、仕方がない話なんですけどね。元々バックとなる話もないわけですしね、色々と考え、練られたボカロ小説をあさるのが、七夜の日課の一つとなっております。
―――まぁ、何が言いたいのかと言いますと、アンケートの結果ですと、おそらく来週からの強化週間小説はボカロ小説の『VOC@(nd)roid』になるからです。それと別にもう一本ボカロ小説を書いているからです。まぁ後者に関しては明日にでも報告いたしますけど、今日は前者の話。
『VOC@(nd)roid』は、主人公オリジナルマスターである遠藤観光(えんどう みお)が突然空から降ってきた未来ボカロ・初音ミクちゃんと出会う日常を描きた“かった”小説です。―――いつの間にか路線がずれて、ナニコレ今日マ? とか言う魔王モード全開のディソード観光くんの修羅場が見れるぞ!! な展開になってしまった出来そこないです。はい。まぁ次回からはちゃんと元の路線に戻すべく頑張ってネタをまとめているところです。
もうこの時点でわかっている事ですけど、オリジナルキャラクターが出てきます!
つまりもう、ボカロと云う路線を外れて、オリジナルのキャラクターが出てくるれっきとしたオリジナル小説になっている事が一目瞭然です。今までマスターを登場させている同人誌・同人小説を多く読んできましたけど、ここまで濃密に、「主人公」と云う枠におさまっているマスターはいないでしょう。
詰まる話、この小説は、“「遠藤観光」と云うオリジナルキャラクターを取り巻くボカロの日常生活”と云う名目で、つまりマスターが「主人公」と云う「 」におさまっている為に、オリジナルストーリーになっているのです。本来、あててはいけない、第三者にならなければならないんですけどね。
ボカロを主役として二次作品を作るには、「主人公」と云う「 」には、ボカロのキャラクターを入れる必要があるんです。「遠藤観光」ではなく、「初音ミク」「鏡音リン・レン」「巡音ルカ」「MEIKO」「KAITO」……こうする必要性があるんです。
それが出来なかった自分は出来損ないなんだろうな、うん。
それでは、今日は語りました、また。
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