目指せ彼方へ。走っていけ、傷だらけでも。
結城七夜です。
てな訳で行って参りました、『仮面ライダーW ×ディケイド MOVIE大戦 2010』。
流石初日と云う事もありまして、チケットを買うのに四〇分近く掛かりまして……並びましたよ、良く席が満席にならなかったなぁ、と思いましたら、そういえば、ウルトラマンもありましたからね、そっちの方に行ったと云う人も、居るんじゃないんですかねぇ。
実は自分もギリギリの直前まで、仮面ライダーを見るか、ウルトラマンを見るかで悩んだんですけど、結局『ディケイド完結編』と云うフレーズに惹かれて、仮面ライダーに行きました。
てな訳で、今日は日記とか書くこと無いんで、全部この話題に突っ込みますので、よろしくお願いします。
頂いたコメントは、明日返信したいと思います。
すみません……
以下、感想です。
ネタバレ注意です。
兎に角言いたいのは……展開早ーっ!!!!!!!!!
でもとりあえず、半端無くディケイドが強くなっていたと云うのはうわぁ、と思ってみていました。
只出来は、やっぱり『平成ライダー十周年記念』の幕には相応しいと思いました。昭和ライダーの出番を極力減らして、平成ライダーのみの戦いに焦点に当てて、今まで様々な世界を救って来た士が、今度は救われる立場にあると云うモノだと自分は思いました。
……ズバリ、今回のこの作品(ディケイド)のテーマは、『デス・アンド・リバース』、『人間一人一人の居場所』だと自分は思っていますね。
士は自分の居場所が結局見付からなくて、自らと同じ仮面ライダーと云う存在にも、戦いでなければ見詰め合う事が出来なかった……そんな弱い部分を今回は取り除き、士を救いだすと云う物語。
ディケイドが世界を破壊すると云う事は、それによって再び始まる物語を意味する――渡が言っていた意味が漸く解りましたよ! これぞ完結編ですなぁ……
問題だった仮面ライダーキバーラも良い感じでしたよ。……まさか必殺技の中に、「光家秘伝・笑いのツボ」があるとは……(笑
でも結局、「クウガの物語」「アギトの物語」「龍騎の物語」「555の物語」「剣の物語」「響鬼の物語」「カブトの物語」「電王の物語」「キバの物語」は始まっても、「ディケイドの物語」と云うものは無かった……いや、そんなモノは存在しないと、渡にも、鳴滝さんにも言われてしまう始末……
その中でも、最後に平成ライダーすべてが、士の事を覚えていて、そして記憶する事によって、最後に士は復活――大ショッカーでは無く、スーパーショッカーと戦うわけなんですけど……
いやぁ、まさかね、Wと物語をつなげるとは……
ディケイドがやられた所で、あのテレビ版の最後のベルトのアレが出て、「え、若しかしてもう一作映画するのか?」と思いましたけど、その後、Wの話が始まり、クロスオーバーが始まるわけですよ……
Wの方の映画のテーマは、「死」「罪」ですね。
これを背負って、または乗り越えて生きていく翔太郎とフィリップが、本当に良かった。
フィリップと云う名前は、おやっさんが付けたんですね……
それと、この前Wは一つだったのが二つに分かれると云う仮説を立てたんですけど、違いました。
あの白いの、「ファング」だそうです。元々、あの組織が持っているメモリは、フィリップが作り出していた事が判明。その中の一つを使ったと思われます。
それとまさかの、翔太郎が気絶して、フィリップが変身すると云うシーンもありましたよ。
あのドーパントは「デス」かと思いましたけど……まさかの「ダミー」でしたから。
そしてダミーを追い掛けているところで……ディケイドの世界とクロスオーバーしちゃって……
戦いは、クライマックスに。
画面を二つに分けて、其々が独立した戦闘シーンを描いている途中で、その真中の区切りが破壊されて、二つの世界が一つになったと云う演出がなされました。
いやぁ……鳴滝さんも堕ちたね……
まさかディケイドを倒す為にスーパーショッカーになっちゃうんですから。
あと圧巻だったのは、すべてのライダーが、最終フォームに変身するものと、「ファイナルフォームライド・オールライダー」でしたね。
一列に全員並んで、全員で――
「ちょっとくすぐったいぞ……」
をしてましたから。
最後は、やっぱり、ダブルのファイナルフォームライド。
まさかの「ジョーカー・ジョーカー」「サイクロン・サイクロン」。
そしてラストボスを倒して、ディケイドの物語は終わりを告げます。最後に、Wに仮面ライダースカルのカードを渡すと、その向こう側から、平行世界のスカル(おやっさん)が現れて……いやー……これぞ、始まりなんですよね。Wは確かにこれで始まりなんですよ。
ディケイドはと言うと、ユウスケも、海東も共に、次の世界へ――
……これ、完結なんだぜ……?
今回、一番笑ったのは、おじーちゃんが、Wのあのお父様と知り合いだったこと。
それと、鳴滝さんに、イカとビールを渡されて、また変身。でも、結局変身したのはガイアメモリの「死神博士」で変身したもので、最後はメモリブレイクされちゃいました。
ディケイドはこれで終わりかぁ……
プリキュアもこれから恐らく、オールスターDXを恒例化するんだったら、ディケイドとかも恒例化して欲しいなぁ、と少し願望です。
あと、パンフレットの方は、これぞパンフレット! って感じでした。
俳優さんのメッセージとか、ちょっとしたダイジェスト、キャラクター紹介等々が入っていて、満足の出来でした。
では、感想は以上です。
明日から、この設定を踏まえて、Wを見て見たいと思います。
因みに、ライダーの俳優さんは、ディケイドバージョンオールスターでした。
正規スタッフは、渡くんと、ブレイドの声だけでしたとさ……
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